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ベトナム人エンジニアの特徴とは? 採用メリットと注意事項を解説

近年、国内のエンジニア不足を受けて「若くて優秀なベトナム人エンジニアの採用を検討している」という企業は多いのではないでしょうか。

ベトナム人エンジニアの採用を行ううえでは、企業側で受け入れ体制を整えることのほかに、国民性や文化の特徴を把握して理解を深めることが大切です。

今回は、日本で働くベトナム人エンジニアが増えている理由をはじめ、ベトナム人エンジニアの採用メリット、採用時の注意事項について解説します。外国人エンジニアの獲得を検討している場合はぜひ参考にしてみてください。


目次[非表示]

  1. 1.日本で働くベトナム人エンジニアが増えている理由
  2. 2.ベトナム人エンジニアの主な特徴
    1. 2.1.扱えるプログラミング言語
    2. 2.2.コミュニケーション
    3. 2.3.文化・生活スタイル
  3. 3.ベトナム人エンジニアの採用メリット
  4. 4.採用時の注意事項
    1. 4.1.契約面
    2. 4.2.待遇面
    3. 4.3.サポート面
  5. 5.ベトナム人エンジニアを採用・雇用する方法
  6. 6.まとめ


日本で働くベトナム人エンジニアが増えている理由

日本で働くベトナム人労働者数は2020年10月末時点で44万3,983人。そのうち、エンジニアとして日本で働くために必要な『技術・人文知識・国際業務』の在留資格を持つベトナム人労働者は2019年10月時点で4万5,114人、2020年の同月には5万4,288人に達しています。この数字はエンジニア以外も含みます。

ベトナム人エンジニアに限定した公的データについては公表されていないため実数は確認できませんが、ベトナム政府がITやコンピューター工学などの科学技術系の高等教育、大学院、研究開発の予算を増やして注力していることを踏まえると、日本でベトナム人エンジニア数は増加傾向にあると考えられます。

その理由に、前提としてベトナム国内では日本に対する印象が好意的であるという点が挙げられます。外務省の『海外における対日世論調査』によると、日本を自国にとって重要なパートナーと感じてくれている人は68%、国同士の関係が「とても友好的な関係にある」「どちらかというと友好的な関係にある」と答えた人の合計は96%にのぼっています。

そうした背景も相まって、ベトナムでは日本語学習者が多い傾向も見受けられます。

外務省の『海外における日本語教育の現状と主な日本語教育の取組』によると、ベトナム国内における日本語学習者は2018 年度時点で17万4,461人。2015年度から10万9,598人も増加しています。

ベトナム政府がエンジニア教育に注力していること、国交間の関係性が良好であること、日本語学習が活発であることなどが、日本で働くベトナム人エンジニアが増加している要因として考えられます。 

出典:厚生労働省『「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和元年10月末現在)』『「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和2年 10 月末現在)』/外務省『海外における対日世論調査』『海外における日本語教育の現状と主な日本語教育の取組



ベトナム人エンジニアの主な特徴

ベトナム人エンジニアの採用を検討する際には国民性や文化の特徴を理解しておく必要があります。以下では、3つの観点から特徴について解説します。


扱えるプログラミング言語

エンジニアを採用する場合、どのプログラミング言語を扱えるのかが重要です。

ベトナム人エンジニアには、日本国内で需要が高いJavaScriptを扱える人材が多いのが特徴です。

そのほか、ベトナムではJava、PHP、Pythonなどのプログラミング言語が人気です。いずれもシステム開発に利用するプログラミング言語として需要がある言語ばかりです。


コミュニケーション

外国人エンジニアを採用してともに働くうえではコミュニケーション能力も重要です。

ベトナムの公用語はベトナム語ですが、英語教育が盛んなため、若い人のなかには英語力に優れた人も多いです。さらに、前述のとおり日本語学習者が多く、日本語でコミュニケーションを取ることができる人材を獲得しやすいのも特徴の一つです。

出典:外務省『海外における日本語教育の現状と主な日本語教育の取組


文化・生活スタイル

ベトナム人は日本人と似た国民性を持ち、日本企業にもなじみやすいといわれます。日本人と似ている特徴としては勤勉で真面目、穏やか、器用であることが挙げられます。

また、ベトナム人は家族を大切にして仕事よりも家族を優先する傾向が強いのも特徴の一つです。



ベトナム人エンジニアの採用メリット

ベトナムには、若くて優秀なエンジニアが豊富にいます。農林水産省の『2.海外調査輸出入に係る業務提携等に向けた輸出先国の事前調査』によると、2014年時点のベトナムの人口は約9千万人で平均年齢は30.4歳。若年層が多いことが分かります。レベルの高い理系大学も複数あり、多くの日本企業が大学と連携して学内で日本語教育を実施。優秀な学生獲得に積極的なことからも、即戦力化が期待できることが推察できます。

ベトナム人エンジニアを採用することで、企業の即戦力となる優秀な若手エンジニアの獲得が期待できます。

出典:農林水産省『2.海外調査輸出入に係る業務提携等に向けた輸出先国の事前調査



採用時の注意事項

ベトナム人エンジニアを採用する際には、以下に示すような注意事項を踏まえながら社内の環境整備を行う必要があります。


契約面

給与や労働環境、目標、評価基準など、業務・労務に関わる事項を明確に説明することが重要です。

採用後のサポート内容やキャリアプランなども書面で提示することで、採用後に認識の齟齬(そご)によるトラブルを防ぐほか、納得して入社してもらえるため定着を期待できます。


待遇面

待遇に関しては、日本の労働基準法にもとづき、賃金、労働時間、福利厚生などの条件を同等にする必要があります。

外国人であることを理由に給与や福利厚生を差別的に扱うことは法律上禁止されている点をきちんと理解しておきましょう。


サポート面

労働環境だけではなく、生活環境にも気を配ることが大切です。就労ビザをはじめ、必要な在留資格のサポートも求められます。

また、ベトナム人は何より家族との時間を優先するため、家族をサポートできる制度があれば定着しやすいでしょう。たとえば、ベトナムの旧正月に帰国できるように有給休暇で調整するなどの配慮が挙げられます。



ベトナム人エンジニアを採用・雇用する方法

ベトナムでは、日本の“就活”のような概念がありません。就職サイトやソーシャルメディアなどのインターネットツールを活用したり、知人や家族からの紹介で就職先を見つけたりすることが一般的です。

ベトナム人エンジニアを採用する際は、これらの特徴を把握して接点を持つことが重要といえます。

ただし、外国人エンジニアを初めて採用・雇用する際には、採用から入国、雇用までのプロセスを細かく対応する必要があります。ほかにも在留資格、就労ビザの確認や各機関への届け出も必須なため、一定の知識も求められます。

自社のみで行うのが難しい場合は専門のサービスの利用も有効です。パーソルエクセルHRパートナーズが提供するベトナム人エンジニア派遣サービスでは、採用から入国、就業までの各種手続きをすべて任せられるため、外国人採用に関する専門知識がなくても安心して利用できます。



まとめ

ベトナム人エンジニアは、日本の企業との相性がよいことや扱えるプログラミング言語が豊富なことなどから注目されています。ベトナム人エンジニアにとっても、日本での就職は支援制度や採用機会が多くあるため人気です。

一方で、採用する企業にとっては手続きや社内体制の整備などに一定の知識を要し、きめ細かな対応が求められます。

パーソルエクセルHRパートナーズが提供するベトナム人エンジニア派遣サービスを利用すれば、採用に係る手続きをすべて任せられます。派遣契約のため、貴社における処遇制度の制約を受けない点もメリットです。

なお、契約の更新については契約期間中にスキルや適合性を見極めたうえで判断できます。ベトナム人エンジニアの採用をご検討中の場合は、ぜひパーソルエクセルHRパートナーズまでご相談ください。

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