
脱属人化対策と退職リスク回避|「野良マクロ」から脱却しDXを成功させる方法
目次[非表示]
- 1.その「Excel自動化」は、会社の資産か
- 2.社内VBA(野良マクロ)が引き起こす3つの「隠れた経営リスク」
- 3.検討しておきたい「社内運用の持続性」とリスクの正体
- 4.いきなり「大規模システム」は正解か?
- 5.身近なツールの「プロ管理」から始める現実的なDX
- 5.1.ステップ1:既存の業務を身近なツール(VBA・Accessなど)に置き換えてみる
- 5.1.1.「野良マクロ」を「資産」に変える
- 5.2.ステップ2:VBAとPower Platformの「ハイブリッド活用」
- 5.3.ステップ3:会社の成長に合わせて「システムを育てる」
- 6.まとめ:優秀な社員の「改善意欲」を企業の宝にするために
- 7.脱属人化・DX推進サラテクなら小規模投資で始められます
その「Excel自動化」は、会社の資産か

「VBAで業務を自動化して便利にしたのに、会社から全く評価されない。それどころか、バグ対応や改修作業を『ついで』に押し付けられ、本来の業務が圧迫されている。」
社内VBA(野良マクロ)が引き起こす3つの「隠れた経営リスク」
1. 特定担当者の不在が業務の全停止を招く
- 仕様書がない: コードにコメントがなく、ロジックが不明。
- 環境変化に弱い: WindowsやOfficeのアップデートでエラーが出た瞬間、業務が止まる。
- 引き継ぎ不可能: 複雑なマクロは、素人が1〜2週間で引き継げるものではありません。
2. 優秀な人材の「サンクコスト」化
3.セキュリティと品質の欠如(シャドーIT問題)
- データの誤集計: エラー処理が甘く、間違った数字で経営判断を下してしまう。
- コンプライアンス: 個人PC内に重要データが放置され、情報漏洩の引き金になる。
検討しておきたい「社内運用の持続性」とリスクの正体

現場が自発的にマクロを作って効率化してくれるのは、会社にとって喜ばしいことです。しかし、その「善意の効率化」が、実は薄氷の上で成り立っていることに、どれだけの経営者が気づいているでしょうか。
ここで一度、自社の状況を以下の視点で振り返ってみてください。
【社内保守の現実的な負担】
優秀な社員が、本来の業務の傍らで「マクロの修正や問い合わせ対応」に費やしているとします。もし、その担当者が明日突然いなくなったら、その業務はどうなるでしょうか?
- 同じようにマクロなどが得意な社員が元の仕様を読み取って維持する
- 手作業で業務を何とかこなす
いきなり「大規模システム」は正解か?
- 業務の硬直化: システムの仕様に合わせるために、現場の柔軟な対応が失われる。
- 要件定義の漏れ: 開発後に「あの計算ができない」「このデータが出ない」といった致命的な欠陥が発覚、使い慣れたEXCELでの管理に戻ってしまう。
- 莫大な手戻りコスト: 結局、新システムが使い物にならず、二重投資になる。
だからこそ、まずは「今、何が行われているのか」を可視化し、既存の資産を活かしながら段階的に移行するプロセスが必要不可欠なのです。
身近なツールの「プロ管理」から始める現実的なDX

ステップ1:既存の業務を身近なツール(VBA・Accessなど)に置き換えてみる
もし現場に「手作業で時間が奪われている業務」があるなら、まずはVBAなどの身近なツールで自動化することから始めてみてください。
自動化には「楽になる」以上の大きなメリットがあります。それは「業務が可視化される」ことです。
ツールを作る過程では、必ず作業工程を洗い出す必要があります。その過程で「その人にしかわからなかった手順」が明確になり、「そもそもこの工程は本当に必要なのか?」と運用そのものを見直すきっかけにもなるのです。
「野良マクロ」を「資産」に変える
- 潜んでいるバグの可視化: 仕様書を作る過程で「実は計算ロジックが間違っていた」「特定の条件でデータが抜け落ちる」といった潜在的なミスを発見できます。
- メンテナンスコストの削減: 仕様書があれば、エラーが起きた際の「原因究明」に要する時間を大幅に短縮でき、無駄な人件費を抑えられます。
- ブラックボックスの解消: 「どういう手順で何をしているか」が共通言語になることで、特定の担当者にしか口出しできない聖域をなくし、組織的な改善が可能になります。
自社での対応が難しい場合は、他社へ依頼することを視野に入れて検討してみても良いでしょう。当社のサポートをご活用ください。私たちは身近な業務を自動化するツール作成はもちろん、以下の体制で貴社の継続性を守ります。
- 属人化の解消: 弊社が修正・保守までサポートするため、「誰かが辞めたら業務が止まる」リスクを即座に解消できます。
- 野良マクロの再生: 不明なツールの調査・改修・仕様書作成を承ります。
- 将来の自走も支援: 納品時には改修後の仕様書を添えるため、将来的に自社で改修を行いたい場合もスムーズに引き継ぎが可能です。
ステップ2:VBAとPower Platformの「ハイブリッド活用」
Microsoft 365環境であれば、Power AutomateやPower Appsを組み合わせた自動化も可能です。
- VBAが向く業務: PC1台で完結する複雑な計算、大量の帳票出力など。
- Power Platformが向く業務: スマホからの入力、Teams通知、クラウド上でのデータ共有。
これらを適材適所で組み合わせることで、低コストかつ堅牢なシステムを構築します。
ステップ3:会社の成長に合わせて「システムを育てる」
まとめ:優秀な社員の「改善意欲」を企業の宝にするために

また、当社はシステム開発も請け負うことができるため、「身近なDX」からクラウド導入やシステム開発による業務の移行もフルサポートが可能です。
- 優秀な社員を「本来の業務」へ: 修正やトラブル対応から解放し、付加価値の高いコア業務に集中できる環境を取り戻します。
- 初期コストを抑えた改善: いきなり高額なシステムへ置き換えるのではなく、まずは既存のExcel資産を最適化・プロ管理化することで、最小限の投資で最大のリスクヘッジを実現します。
- 将来を見据えたステップアップ: 「作って終わり」ではなく、将来的なクラウド移行(Power Platform等)や本格的なシステム開発まで見据え、貴社の成長に合わせた最適なロードマップを共に描きます。
貴社のVBAは大丈夫? 危険度チェックリスト
最後に、現在の運用状況を振り返ってみてください。
脱属人化・DX推進-サラテクサービス-
脱属人化・DX推進
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